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z/OS 運用資材の軽量ライブラリ管理ツール

Excel/VBA + 3270 エミュレータによる Change Tracker 軽量代替の検討

本資料の位置付け(製品リファレンスではありません)

本ページは ChangeTracker 代替ツールの設計提案資料(検討中)であり、IBM 公式製品の運用リファレンスではありません。z/OS そのものの運用情報は products/z-os-3-1(13 章構成)を参照してください。

なお §K の「対象データセット定義表」は本ツール(ChangeTracker 代替)が監視対象とするデータセット群の定義です。

本資料は、z/OS の運用資材 (運用部門が日常編集する JCL / REXX / PROC 等) について、公式ツール (z/OS Change Tracker) を導入できない小規模現場での軽量代替案を提案する。背景・対象範囲・選択肢比較・本ツールの守備範囲・残された判断を順に説明する。

本資料の構成

  • 概要: 目的・結論・主要判断ポイント (本ページ)
  • 全体観: SSOT、6 領域分類、既存策、本ツール位置づけ、機能対応表の俯瞰
  • 詳細: §A〜§I で個別論点を深掘り、§K で本ツール対象データセット (PARMLIB メンバ・PROCLIB PROC・運用資材) を網羅
  • 出典: IBM 公式マニュアル 21 件

エグゼクティブサマリ

目的

z/OS の運用資材 (運用部門が日常編集する JCL / REXX / PROC 等) について、変更履歴を追跡し過去版を再現できる軽量管理ツールを構築できるかを判定する。

結論

結論

Excel/VBA + 3270 エミュレータ (PCOMM) のみで運用資材の変更管理が成立する。

Change Tracker の全 48 機能のうち 32 機能を等価実装し、16 機能を割り切る。z/OS 側に常駐プログラム・追加ライセンスを置かない設計で、Change Tracker を導入できない小規模現場の管理空白を埋める。

主要判断ポイント (4 件)

  1. 対象は z/OS の 6 領域のうち 3 領域 (PARMLIB / PROCLIB / 運用資材) に絞る (残り 3 領域 = IBM 保守 / アプリ実行 / アプリソース は対象外)
  2. Change Tracker は機能比較の参照対象であり、本ツールの採否対象ではない (採用しないことは前提)
  3. データ取得は PCOMM の IND$FILE による Shift-JIS テキスト転送に限定 (REST/FTP/SSH/Zowe は使わない)
  4. 差分検出はファイル 1 つ単位のテキスト比較に限定 (バイナリ・ボリューム単位は対象外)

次ページ → 本資料の前提 (SSOT)